3月12日 相場情報

お客様各位
312日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10848銭【07:30現在】

N.Y.ダウ:32485(+188)

 LMEセツルメント

 午前売: 9062.5(+123.5)

 午後売: 9067

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 銅:4.143(+0.101)

 金:1722.3(+0.8)

 

WTI原油先物

 原油:66.02(+1.58)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:1030

 ロンドン午後:1030

 N.Y.1040

 

ニューヨーク為替引値()

108.49-108.52

 

311日:昨日の状況】

 国内銅建値1030(39日より+50)

 

 《マレーシア・金属スクラップのガイドライン》

 昨日、産業新聞に掲載された記事(マレーシアの

輸入基準:ガイドライン)が元で、午前中は、

びっくり日本新記録(知ってる人はover50

くらい、電話がかかってきました。

「マレーシアが被覆線輸入を、明日にでも

止める!」と、言わんばかりの記事だったので、

しかたないです。

 

最も、現在、日本から輸出されている被覆線くずの

内、マレーシア向けは、断トツのトップで、毎月1

トン程度になるので、マレーシアが輸入を止めると、

大問題ではあります。

弊社にとっても重要である為、客先4社+日本の

商社1社より、急ぎ、ヒアリングしました。

(マレーシアの2社はこの事実すら知らず、実質、

2社より)

 

まず、マレーシアの輸入基準(ガイドライン)が、

掲載されたのは1ヶ月だか、2ヶ月だか、前のことの

ようです。

掲載したSIRIM は、典型的な検査機関で、日本の

海事検定協会のような組織。

つまり、産業新聞の元情報は、マレーシア政府発表

ではありません。

 政府が、日から、是是をします!という発表

ではないです。

 

内容については、

 一般的なバーゼル法基準などの内容を、改めて

説明している(だけ)。

 「いつから開始されるか?」の明記なく、直ぐ

に、運用が開始されることはなさそう。

 但し、内容については厳格(銅分が90数%

アップを謳っているので、被覆線スクラップは実質、

輸入禁止)、かつての中国のように、いずれ輸入基準

が厳しくなってくるとは、マレーシアの会社では考え

ている。

 

尚、現在でも、マレーシア通関のときには、環境省

の人間、税関の人間が、いわゆる検査をしているそう

です。

ですが、彼ら、物が何であるか?問題があるか?

を、分からないそうで、そんなレベルの通関なので、

「明日からとか、来月からとか、マレーシアが被覆線

輸入を止める」ということではなさそうです。

 

雑線(湘南ヤード持込):【311現在】

【1】ワイヤーハーネス:340円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):300円前後

【3】雑線・一般(4243%):270円前後

【4】雑線180-210 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】